改めて、近っ。

10/26 巣鴨四丁目落語会 at studio FOUR   


15:00〜
     開口一番 立川志のぽん:寿限無

          立川志の輔:だくだく

          立川らく里:目黒のさんま

          立川談大:不動坊火焔

          寒空はだか:漫談

          立川志の輔禁酒番屋


 入れ替わり、立ち替わりノンストッップの2時間半余り。高座に最も近い席だったので、落ち着かない気分に苛まれながらではあったが、熱演を堪能。贅沢な時だった。らく里はあいかわらずまくらが痛々しく噺で落ち着く感じは変わらず、談大は初だったが、地に足がついてないというか腰が据わってない感が否めなかった。はだかさんはいつもより唄が少なかったせいか、ちょっと硬かった気がしたがさすがの東京タワーの歌だった。
 志の輔師匠は圧倒的な熱演2席。伝書鳩、狸の面。小芝居のくだり。漏斗。ちょっとしたことがおもしろすぎる。




18:30〜
     開口一番 立川メンソーレ:道具屋

          立川志の輔:王子の狐

          立川談奈湯屋

          立川キウイ湯屋

          寒空はだか:漫談

          立川志の輔禁酒番屋


 引き続き夜の部。昼よりちょっと落ち着いてみれた。談奈って、いわゆる古典の似合う口跡な気がした。大別すれば志ん朝、小朝的な。噺の出来は置いといて。キウイは、客を置いてけぼりにして用意してた噺を大きな声で投げ続ける感じで、長年の前座キャリアを生かしたいろんな噺家の強烈なエピソードのまくらも含めて笑えん。きつかった。
 志の輔さんはまたも圧倒的な熱演。禁酒番屋で、ねとねと→にちゃにちゃ、小芝居のくだりの回数が増えていたり、進化(もしくは試行錯誤)が面白い。すごいな、と。
 一日たっぷり。ふ〜。タイミングが合えばまた是非伺いたいものだ。