ていれい
10/25 第四百七十二回 落語研究会 at 国立劇場 小劇場 18:30〜
立川志の吉:看板のピン
柳家我太楼:転宅
桂歌丸:城木屋
仲入り
入船亭扇遊:蜘蛛駕篭
楽しかった。ちょっとした非日常、ハレっぽい。志の吉の看ピンはこないだより落ちついていたというか、場にそぐっていた。我太楼は、比較的彼に合ってる噺なのだろうがいかんせん口調がおかまっぽいしワンパターン。歌丸さんは、サゲに向かう地名の羅列は素晴らしかったが、説明過多の脚注的な脱線と地噺的な分量の語りが多すぎるような気がした。扇遊さんは、調子良く気持ちいいグルーヴとでもいうリズムが誠にいい感じで笑いと空気が素敵だった。さん喬師匠の金坊はいいね。初天神の小僧が成長したんだな、って気がした。フルサイズ真田小僧が本来の噺のスケールを超えた十分なトリネタだったのでは。