落伍します。

amane92007-04-05

 折り込まれていたチラシを見た。ちょっとだけよこしまな興味が沸いて迷った末にきてしまった。



4/5   あなたにも書ける 新・落語作家への道!1日参加 at 東急セミナーBE渋谷803教室          19:30〜


   三遊亭天どん:講義
   三遊亭天どん:牛ほめ




 素直な受け取り方ではないのだろうが、面白かった。きっと得難い経験だろう。俺のような体験参加を入れて14,5人くらい。女性が多いかなあ。生徒さんたちはどのタイプの落語会でもあまり見かけないような人たちのような気がした。という意味ではどの落語会に居てもおかしくないのか。
 いつもの口調でぼそぼそ語り続ける天どん。この場でその状況がもうおかしい。もちろんみなさんは真面目に講義を受けている。熱心なのか、そうなんだろう。そんななか、クスリとも笑いが起きない中の「牛ほめ」。きっちり時間内に収めて軽く悦にいってる風にしているところも場の雰囲気も含めておかしい。着物忘れてたし。(写真はネタを拾う訓練の参考資料で配られた東スポ



 以下、会場に置いてあった案内冊子から抜粋。


 あなたにも書ける 新・落語作家への道!/落語家 三遊亭天どん
洗練された構成の創作落語が定評の若手実力派・三遊亭天どんが実演(高座)とともに熱く語り、指導する“落語の神髄”。実力をつければあなたの作品が高座で聞けます!プロ指向の方だけでなく、落語の好きな方、文章力や笑いのセンスアップを目指す方もぜひご参加ください。未経験者大歓迎です。あなたのセンスで楽しい作品を作りましょう!


 [講師プロフィール]新作落語を前座時代から精力的に創作し、春風亭昇太三遊亭白鳥柳家喬太郎林家彦いち神田山陽がしのぎを削る「落語ジャンクション」にレギュラー出演を果たしています。一見、気が抜けたような脱力系の高座が独自の生彩を放っているが、その創作落語は緻密に計算された構成をもっています。若手落語家のなかでは随一の落語理論を持ちながら語りはあくまでも春風駘蕩といった趣があります。身辺雑記風に語る独特な「漫談」(まくら)も笑いを誘い、本人の謙虚な人柄と相まってファン層を広げています。最近は古典落語を手がけることも多く、独自なスタンスで語る古典落語が好評です。2004年より始めた定期公演の独演会も、会を重ねるたびに観客数が増加し、このところ各寄席の出演依頼も多くなっています。趣味は「落語」といってはばからない天どんにご注目ください。




 はい、注目します。