東奔西走
先日の落語研究会のチケットを求める列もさることながら今日のにぎわい座も長蛇の列。団塊の方々の定年夫影響なのだろうか、ここ最近、年配の方が並ぶ列がどんどん伸びているようだ。その後下丸子に寄って松戸へ。途中上野で乗り換えた。すると上野公園側の改札が長蛇の列。気が遠くなるたしかに桜は花盛りだが。
4/1 春爛漫寄席 “桂歌丸・柳家喬太郎”二人会 at 松戸市民会館 13:30〜
柳亭市丸:転失気
春風亭栄助:湯屋番
柳家喬太郎:ちりとてちん
仲入り
柳貴家小雪:太神楽
桂歌丸:ねずみ
市丸、偶然二日続けて開口一番同じ根太。栄助はタイミングが合わずに初。普段だったら今日の鈴本早朝寄席に行ってただろうし。万全な出来じゃなかったろうが、また観たい気がした。ちょっと風貌が反則な気もするが、魅力を感じた。
喬太郎師匠、まくらで喬太郎ワールドが炸裂。立ち食いそば、かき揚げ、魚肉ソーセージ天、コロッケ
や肉屋の総菜を擬人化して演じる演じる。年齢層の高い客層も突飛な噺に大爆笑。まくらが終わったあと「もうこれだけでもいいんですけどね。」
そして初歌丸師匠。歌丸師匠の凄さは、誰もがTVで耳なじみのあるあの大喜利のまんまの声と口調で落語が行われるところか、と。だって説得力が違う。まくらでベタなことを言ってもどっかんどっかん客席が沸く。(そのせいで奇声を出して笑う子供がやっかいだった。師匠もやりづらかったらしく、カラスがいるのかと思ったと言ったりしてた)ねずみも本当にしっかりした芸。とか言うのも失礼な話か。
当日券狙いで再度下北沢。補助席ながら近い席が手に入る。
4/1 春風亭昇太独演会「昇太ムードデラックス」 at 下北沢 本多劇場 19:00〜
神田山陽:長短槍試合(太閤一代記)
春風亭昇太:長命
春風亭昇太:空に願いを
中入り
春風亭昇太:崇徳院
基本的に3/31と同内容。しかし、前日と距離が違うので気がつかなかった点が結構あって新鮮だった。ゲストが山陽さん。TVを意識しすぎたのかめちゃめちゃとちっていた。
短命が長命というタイトルに変わっていた。確かに短命という言葉は一度も出てきていないからか。
着替えの着物がかかっていたのが衣紋掛けだったということに気づく。空に願いをのくすぐりに、昨日は無かった愛宕山や初天神の要素が入ってきていて面白かった。
2度目でも実に楽しい会。飯をよそってもらう時のオーダーである「ほわーっと」、とか、「恋煩い」の言い方とか昇太氏の言葉の独特の音感がとても素敵だ。
またも、志の輔のギャグで終わります、と終了。つぎは7月だそう。