教育落語?
昼暖かいのに夜寒い。砂漠の気候じゃないんだから。雨も降ってたんだ。屋内にいて気づかなんだ。都合良く仕事がずれて、中野へ。中野大勝軒で野菜つけそば。懐かしいっぽい素朴な味。
3/6 落語教育委員会 柳家喜多八 三遊亭歌武蔵 柳家喬太郎 三人会
at なかのZERO・小ホール 19:00〜
コント(三人):ケータイコント
林家きくお:牛ほめ
三遊亭歌武蔵:五人廻し
仲入り
柳家喜多八:笠碁
柳家喬太郎:路地裏の伝説
充実の面子。それなりの内容。歌武蔵、喜多八両氏は初。もちろんこの落語会も。ケータイコントには
驚き。面白い。歌武蔵氏の押しの強いキャラクター、喜多八氏のやる気のなさげな地味っぷり炸裂の存在感、喬太郎氏のとんでもない芸達者ぶり。それぞれ、地方での落語会を終えたばかりの師匠、元公民館長で現用務員、地方役場の担当職員にふんしての寸劇。「人の口座(高座)を聞く時は携帯切るか、マナーモードに...」というオチ。いろいろなパターンがあるらしい。見たい。間で喬太郎氏が喜多八氏にかます小三治、三三ネタがちょいブラックで笑ってしまう。「五人廻し」。尻上がりにキャラのテンションがあがってきて楽しめた。力士が出るかと思いきや。それが残念。「笠碁」。テンションのひく〜い枕。喜多八氏がいつもこうなのか今日だけなのかわからないがおかしみは滲み出ていた。キャラの違いはわかりづらいが関係ない気もした。「路地裏の伝説」。こないだの下北沢演芸祭のSWAで聞いたばかり。つまみの袋を開けるところや、こまかな都市伝説(特に校舎が合体するヤツ)とか、ブタリスとか、創刊雑誌のくだりとかやはり面白み満載。最初に聞いたほどのインパクトはなかったが。当たり前か。黄色い着物が眩しかった。おっしゃる通り金屏風の前では保護色だった。しかし、噺家の話なんで真偽は定かではないが、この3者の東北ツアーの余談は面白かった。ホテルでペイチャンネルを見ていたのは誰か?どうでもいいか。
きくおの牛ほめは今ひとつ。天然の与太郎は物語の与太郎を意識的に演じるのは苦手なのだろうか。