楽日

 池袋演芸場2月下席昼の部最終日。若手かつ好きな噺家さんが多かったので滑り込みで向かう。駅降りて西口へ。「むてっぽう」へ。富山のラーメンらしい。ピリ辛ネギラーメンとおすすめの麦飯を。噂の通りしょっぱい。割と好きな味。ピリ辛はどこに行ったと思いきや、唐辛子の粉末が底に沈んでた。おすすめ通り、麺を食い終わった後麦飯をスープに投入、おじやへ。用意された穴あきスプーンで。うん、まあいける。マックで100円ホットコーヒーを片手に演芸場へ。


 2/28 池袋演芸場 平成十九年二月下席 二月二十八日(水) 昼の部 14:00〜



 柳家小権太:たいこ腹
 柳家花ん謝:道灌
 柳亭左龍:野ざらし
 桃月庵白酒:四段目
 古今亭菊之丞浮世床
 柳家太助:強情灸
 柳家三三:道具屋
 柳家甚語楼:宿屋の敵討




 思ったよりいい入りで、若い人も割と。なかなか楽しかった。良き寄席のムード。左龍のキャラの強さ、白酒の貞吉ぶり、菊之丞の色気等いい感じ。三三はまあまあ。期待が大きかったからね。熱演の甚語楼が最後の最後でいい間違えたのに自分が気づいたのが残念だった。悪口じゃないよ。
 隣の高齢の男性が興味深かった。起きたり寝たり忙しい。いびきが聞こえるからすぐわかってしまうのである。笑い声のした10秒後には寝てるし。まるまる1席起きてらした時はなかった。どころか噺の8割以上は夢の中であり人によってはずーっと。夢金、天狗裁き、それこそ浮世床、ってこと? ってのは今思いついた後付けだけど。


 帰る途中で新宿紀伊国屋書店2階,ミュージックテイトへ。東京かわら版3月号の家元のインタビューに触発されて「談志百席」を買いに。なんとなく第三期を。あと、談春志らくのCDも。物欲?落語欲?どっちにしろ止まらないな〜。