燻しのきいた白銀

amane92007-06-07

6/7 平成十九年六月上席 六月七日(木)夜の部 at 池袋演芸場 



    伊藤夢葉:奇術
    三遊亭円丈:名古屋版金明竹
    柳家一九:都々逸坊や
    鏡味仙三郎社中:太神楽
    橘家圓太郎:強情灸
    古今亭志ん橋:風呂敷
      お仲入り
    柳家我太楼:ざる屋
    大瀬ゆめじ うたじ:漫才
    柳家権太楼:らくだ 序




 途中から池袋へ。目当ては長めでトリの権太楼師匠。なんだか池袋演芸場が定席では好きなのかしらん。しかし充実の内容。名古屋弁金明竹。円丈師匠、お疲れ気味で滑り出しはちょっとぼろぼろだったけど結局会場大爆笑。一九師匠、ゆるゆるでいい感じだし、圓太郎師匠も所作、擬音、眼の表情。おかしみたっぷり。志ん橋師匠のよき老境芸。我太楼さんは前より余裕が出てきてちょっと安心して聞ける感じだった。かなりうけてたし。
 権太楼師匠。らくだかー。酒乱のまくらから始まって、鮮やかな立場逆転。くず屋が、兄貴が、大家が、月番が、菜漬け屋が...みんな息づいてる感じがいい、いい。続きが聞きたい。カンカンノウ。





 立ち寄った本屋で新刊で落語関連の本を見つけ購入。なんだか今ひとつかな〜。感想はいずれ。