誠心安定座意
5/30 第四百六十七回 落語研究会 at 国立劇場 小劇場 18:30〜
三遊亭歌彦:牛ほめ
入船亭扇治:花筏
瀧川鯉昇:茶の湯
仲入り
柳家さん喬:水屋の富
柳家喜多八:付き馬
気持ちよく時が流れる、この会。終盤にわずかな瑕疵はあったものの堂々たる二ツ目の歌彦。もっとたくさん聞いてみたくなる。声、口跡いい感じだ。鯉昇師匠はいつもの中高年に向けたまくらから笑いの連続。ただ、椋の皮の説明があったとはいえ、洗剤ってことで噺が進むのはあまり好みじゃなかったが。さん喬師匠は、やはり素敵だ。悪夢の派手っぷり、股引に小判を詰め込むところで傍観者の「もともとおあしがはいっていたもの」とかのくすぐりもほんとにくすぐられた。「付き馬」は喜多八師匠による、主人公のヤクザで粋な感じが実に...。